平成28年水質調査で、仁淀川が5年連続で「水質が最も良好な河川」に選出!
公害問題が顕在化してきた昭和 40 年代以降、水質汚濁が進み、「汚い、臭い、遊べない」といわれる河川が全国に多くありました。国土交通省が河川の水質について、年単位(1 月~ 12 月)でのとりまとめを始めた昭和 46 年当時、BOD 平均値が 5.0mg/ℓを超え、水質改善が急務であった地点は、一級河川の全調査地点の 27%を占めていました。
しかし、このような一級河川の水質も、これまでの排水規制、下水道整備、河川浄化事業等の推進により徐々に良くなっています。例えば、昭和 40 年代の多摩川は水質悪化が進み、洗剤の泡が浮く汚れた河川でした。昭和 50 年代後半には、アユの遡上が確認されるまでに水質が良くなり、近年では、清流といわれている四万十川の水質にも迫る良好な水質となっています。また、綾瀬川や大和川は、昭和40 年代の都市化の進展に伴う水質汚濁が著しく、BOD 値が 30mg/ℓを超えていましたが、水質改善の取組みにより確実に良くなりました。特に和川では、平成 28 年の代表地点の BOD 値が 2mg/ℓとなり、アユの遡上も確認され
るようになっています。
こうした水質改善の背景には、排水規制や下水道整備のみならず、各地域や家庭での生活排水の汚れを減らす取組みや、流域でのクリーン活動等の啓発活動といった、流域の人々の様々な活動があります。これからも水質を維持・改善していくためには、このような各地域における努力を持続・発展させることが重要です。
平 成 2 8 年 全国一級河川の水質現況
2016年も仁淀川が水質が最も良好な河川に選ばれました!
5年連続!「水質が最も良好な河川」に!
仁淀川 PHOTO
出典 ZEKKEI japan
出典 仁淀ブルー観光協議会
出典 越知町HP
出典 お墨付き!
出典 リバークルーズ
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